激安!!無線モジュールを使って自作バイク無線を作ろう その3

こんにちはレッドインパルスたいちです。
今日はバイク無線記事のその3をお送りしたいと思います。
先日遅々として取りかかれていなかったバイク無線のプロトタイプ作成を行ったので、今回の記事ではそれらの過程と使用した部品等の紹介をします!!

構想概要編

バイク無線の完成イメージをイメージとして載せときます。

ヘルメットの耳当て部分をくりぬいて基板を埋め込み、そこから配線を伸ばして内側にマイクとスピーカー、外側に通信開始用のスイッチを配置します。
ボタンを押している間だけ他のデバイスと無線通信ができる感じですね。

部品調達編

とある日曜日の午後、私は昼過ぎまで眠りこけている知人を叩き起こし、バイク無線の部品調達へと出かけることに。
向かう先は電子部品の天下の台所「秋葉原」。
到着するなり漂うオタク臭とメイド喫茶のキャッチに頭を揺さぶられながらやっとこさつきました、千石電子&秋月電子!!ここにさえくればもう揃わないものはないですね。頑張れば車でも一から作れちゃうんじゃないって思うくらい部品揃ってます。
小一時間かけて千石と秋月を10往復くらいし、抵抗やスイッチ類等を占めて千円程でそろえました。ちょっと多めに買ったので、切り詰めれば半分くらいの値段ですむでしょうね。
こいつらを買った後に近くのカレーやでカレーを食べ、さあ帰ろうとした時、

知人「ところでさトワイライトはこの部品達だけで動くの?」

私「そうすねー、この部品と後はトワイライトにファームウェア書き込めば、、」

知人「書き込みって何でするの?」

私「マイクロUSBとかじゃないすか?」

知人「トワイライトにマイクロUSBついてないけど、、」

私「ちょっと待ってください今調べます、、、、

書き込み専用のライター必要でした…。

というわけでさんざん文句を言われ本日11度目の千石秋月へ。

もう顔とか絶対覚えられてましたね。そんなこんなで買ったのがこいつ。

これがないと通信モジュールに通信用のアプリを書き込むのが面倒なので要注意です。

組み立て編

(回路)
家に帰ってから小一時間程かけて組み立てましたー。回路図はこんなんです。


(参考:https://mono-wireless.com/jp/products/TWE-APPS/App_Audio/index.html)

・ヘッドフォン端子

両端と真ん中のみ使用。③から電流を受け、①に電流を通せば右側音声が、⑤に電流を流せば左側音声が聞こえる。

・タクトスイッチ

①と②、③と④が回路的につながっており、スイッチを押している間のみすべての回路がつながる
そのため今回は①と③のみ使用し、①で電流を受け③からグラウンドに流す様にした。

・コンデンサマイク

マイクを裏返し、緑のマークが左手にして上側が+下側がーです。
線は元々ついていないので、適当なコードをハンダ付けしましたが、小さいのとコンデンサマイクが熱に弱いのもあって割と気を使いました。

・オペアンプ

正面から見て左下から時計回りに番号がついています。
回路図内で見るとこんな感じです。

(書き込み)
そしてトワイライトをトワイライトライターにぶっさし、パソコンとつなぎます。

その後にファームウェアをトワイライトに書き込んで

で、書き込んだトワイライトをブレッドボードにはめ込んだのがこの写真です。調整等しなくても、マイクに向かって話せば自分の声は聞こえてきました!

きっちり調整して実際に通話ができる状態まで持っていけたら、第4弾の記事にしたいと思います!乞うご期待。

まとめ編

最後に今回使ったモノをまとめておきます。

  • 抵抗(1.5Ω,100Ω,1kΩ,10kΩ,22kΩ,56kΩ)
  • コンデンサ(0.1μF,22μF,33μF,220μF,1000pF,3300pF)
  • 可変抵抗(1kΩ,50kΩ)
  • オペアンプ(NJM13404D)
  • TWE_LITE(通信モジュール)
  • TWE_LITEライター(通信モジュール書き込み機)
  • イヤフォン端子
  • コンデンサマイク
  • タクトスイッチ