ChromebookにGalliumOSを入れてコスパ抜群な開発環境を作る!

軽いパソコンを持ち歩いて開発したい

こんにちは、たかけんです!
軽くて、小さいパソコンって、良いですよね。
MacBook欲しいです。macOSは、UNIXなんで開発しやすいですし。

しかし、とても高いです。気軽には、買えません。
そこで今回はお金をかけずに、MacBookみたいな手軽に持ち歩ける開発環境を作る方法を紹介します。

Chromebookを買おう

引用:Asus Chromebook C202SA-YS02 – Notebookcheck.net External Reviews

Chromebook(クロームブック)は、Googleが開発しているオペレーティングシステム「Google Chrome OS」を搭載しているノートパソコンのシリーズである。

特徴として、できることをGoogle Chromeの利用のみに限定・最適化されているので、同じスペックのPCに比べ、ブラウザの動作が快適です。
また、11インチや14インチサイズの小型で軽量な機種ラインナップが豊富にあり、価格も2万円程度から購入できるなど、かなりお手頃です。

ちなみに、この記事もChromebookで書いています。
アメリカでは教育領域において、かなり導入されているようです。

ニュースから:Chromebook、アメリカでの教育機関向けデバイスとしてシェア50%以上

開発用PCとしてのChromebook

Chromebookにはデベロッパーモードがあり、こちらに切り替えることで、

  • Linuxシェルの起動、実行
  • PythonやRuby、その他ミドルウェアなどのインストール
  • 仮想環境のchrootにUbuntuをインストール

などが、行えるようになります。

これだけでもかなり魅力的なChromebookですが、開発用PCとして使うには、いくつか問題があります。
例えば、ChromeOSでは、

  • AtomやVisual Studio Codeのような開発用エディタでwebアプリ開発する
  • Android Studioを使ってAndroidアプリ開発をする

みたいなことはできません。
これだと、開発したくて買ったのに結局できなくて、安物買の銭失いになってしまいます。

でも、ご安心を。Chromebookでも、できちゃうんです。
そうGalliumOSをインストールすればね。

GalliumOSをインストールする

GalliumOS – A fast and lightweight Linux distro for ChromeOS devices

GalliumOSは、Xubuntu( Ubuntuの派生ディストリビューションでデスクトップ環境はxfce)がベースのChromebookに最適化されたOSです。
これをChromebookにインストールすることで、完全なLinux環境にChromebook上に構築できます。
Ubuntu向けに提供されているソフトウェア郡はすべて利用可能になるので、何不自由なく開発できます。

インストールの手順

主な手順は、以下の通りです。

  1. ディベロッパーモードに切り替える
  2. 書き込み保護用のネジを外す
  3. カスタムファームを入れる
  4. 本体ストレージまたは外部ストレージにライブUSBからGalliumOSをインストール
《注意》これらの作業は、自己責任のもとで行ってください。

予め、リカバリメディアの作成や、必要なファイルのバックアップをしておくことを強くおすすめします。

デベロッパーモードに切り替える

Chromebookをデベロッパーモードにする方法 | Chrome速報

Chrome速報さんのwebサイトで、デベロッパーモードに切り替える方法が詳しく説明されています。

ブラウザしか動作しないのは通常時の姿。
デベロッパーモードで起動すれば、Ubuntu等のLinuxディストリビューションをデュアルブートしたり、パッケージマネージャー「Chromebrew」で開発環境を実装したりできます。

とあるように、デベロッパーモードにすることで、Chromebookをカスタマイズ可能になります。

書き込み保護用のネジを外す

ここはちょっと怖い作業になります。
Chromebookの大半の機種では、そのままではファイルシステムへの追加書き込みがハードウェア的に保護されています。
今回はGalliumOSを起動させるためにファームウェアをアップデートする必要があるため、この保護を解除します。

Chromebookをデベロッパーモードにする方法 | Chrome速報

この方法もChrome速報さんのwebサイトで、詳しく説明されています。
機種によって、PCの蓋の開け方や、ネジの位置が多少異なるので、ご注意ください。

カスタムファームウェアを書き込む

カスタムファームウェアの書き込みを行うには、2通りのツールがあります

それぞれのツールによって対応しているChromebookの機種があるので確認してください。
MrChromeboxの方が選択するだけでカスタムファームウェアの書き込みや設定が行えるので個人的には、おすすめです!

ChromeOSからシェルを起動し、以下を入力します。

ツールのメニューから行いたい操作を選択して、カスタムファームウェアのインストールや、起動フラグの設定を行ってください。

ChromeOSのアップデート後は、起動フラグの再設定を行う必要があります。

本体ストレージまたは外部ストレージにGalliumOSをインストール

GalliumOSのインストールの仕方は、2通りあります。

ディスク領域を分割し、本体にインストールする

chrxというツールを使います。
ただしChromebookの本体ストレージは、16GBや32GBほどのものが多く、システムに割り当てると、ほとんど空き領域が残りません。
こちらを行いたい場合は、本体ストレージをより容量の多いSSDに換装を行ってから、インストールすることをおすすめします。

USBメモリなどの外部メモリにインストールする

OSのインストール先をUSBメモリなどの外部メモリして、起動時にブートデバイスを選択させます。
本体のストレージのデータを触ることがないので、誤ってChromeOSの大事なデータを削除してしまうなどのミスが起こりにくく、容量の大きいUSBメモリを使えば領域も確保できるので、個人的には、こちらがおすすめです。

こちらのようなUSBメモリがおすすめです。
ちなみにSDカードにインストールすることもできますが、僕の環境では、ブートデバイスとして読み込まれない場合が何回かありました。

公式サイトからisoイメージをダウンロードします。
USBに任意のツールで書き込んで、ライブUSBとインストール先のUSBをChromebookに挿入して、ライブUSBから起動してください。
後は、インストーラーの指示にしたがって、USBにインストールしてください。

実際に使ってみる

デスクトップはこんな感じ。

Visual Studio Codeを使ってみる。

Android Studioを使ってみる。

これで、普通に開発することができますね!

終わりに

Chromebookを開発用PCにする方法を紹介しました。
フルなLinux環境を使えるということで、カスタマイズし放題です。

ちなみに、機種にもよりますが、Chromebookのスペックはあまり高くないので、重い処理を行うような開発には不向きです。
がっつり開発機というよりも、外出先でちょっとコードを修正したい時に使うのが、向いてるかと思います。

ぜひ、色々と試してみてください!

その他、参考サイト